2016/07/06 Blog 「再生産ビーズで作る波型プラナカンビーズシューズ」のご紹介
本日は、お問い合わせが増えている
「再生産ビーズで作る波型プラナカンビーズシューズ」のご紹介をさせていただければと思います。
プラナカンビーズ刺繍の楽しさや世界最小ビーズの美しさ
そして、こんなに楽しい刺繍があるんですよ
ということ知っていただけたらと思い
シンガポール建国50年の節目の2015年に、PBS ATELIERは誕生しました。
昔から世界の主要な貿易地点であったシンガポールに
100年以上も前にヨーロッパから持ち込まれた世界最小サイズのプラナカンビーズ。
このビーズを使い、プラナカンの女性が始めたのがプラナカンビーズ刺繍でした。
この種類のビーズの多くが数十年前から生産が止まっており、
市場流通もここ10年の間に見なくなりました。
シンガポールのプラナカン博物館で見る、ビーズ細工のアンティークコレクションに使われる本物のプラナカンビーズを使ったプラナカンビーズ刺繍をいただきたい、そう思いPBS ATELIERではビーズ種類にこだわりを持ちご提供させて頂いています。
生産がすでに停止しているプラナカンビーズは
昔のヨーロッパの職人たちが生み出した芸術品です。
そして、世界各地から収集した過去の遺産も、いずれ底をつく時が来ます。
今後も長きに渡って本来のプラナカンビーズとされるビーズをご提供できればと思い
数年の交渉を重ね、PBS ATELIER単独での再生産の発注を行っています。
そして、ついに今年の春に何十年ぶりに誕生したのが
写真の『オールドローズカラー』の極小ワンカットビーズ。
以前、高齢のプラナカンのニョニャ(女性)から
「この色がほしいのだけど、あなた持ってない?」と聞かれ、
手持ちもなく、なかなか入手ができなかった色でした。
素晴らしいプラナカンビーズ刺繍パネルのバラや小花に多く使われ
多くのニョニャを魅了してきました。
一つ一つのビーズを取りながら丁寧に進めるプラナカンビーズ刺繍だからこそ
このビーズの色が出すまろやかで優しい色合い、一方でカットビーズが放つシャープな輝きを十二分に実感できます。
このビーズを最大限生かせるデザインはどんなものが良いか
製作にじっくり時間をかけて完成したのが、写真のPBS ATELIERのオリジナルデザインです。
背景にはオールドローズカラーのワンカットビーズをふんだんに使用頂きます。
『プラナカンビーズ刺繍って大変そう』
『長く続けられるかわからない』
と踏みとどまっていらっしゃる方もいらっしゃると思います。
このデザインは、ゆっくりと自分のペースで楽しめるよう工夫をしています。
極小ビーズを使うことでしか描けない絵画のような精細なデザインを
プラナカンビーズ刺繍によって少しづつ形になっていくのが楽しめますので、その度に達成感を感じていただけるのではないかと思います。
すでに開始いただいている生徒様もいらっしゃいますが
今後のシンガポール教室、東京教室(9月25日(日)に若干空きがあります)でも受け付けております。
たくさんの方に愛用頂けたら、嬉しいです。
お気軽にお問い合わせください。
■プラナカンビーズシューズに仕立てるようデザイン展開を行っていますが、額装用としても対応いただけます。また、波型とはエッジの部分をフリルのような形にすることを言いますが、希望方にはストレートライン、または足の指を覆ったカバーシューズとしても対応できますので、希望の方は問い合わせの際にお申しつけください。
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