2016/07/17 Blog 【週末の教室】7月10日と17日
本日17日と10日は週末の教室@シンガポールでした。
今月は2回開催させていただきました。
ご参加いただきました皆様、お立ち寄り頂きました皆様
完成したプラナカンビーズ刺繍をお持ち頂きました生徒様
たくさんのご参加を頂きまして誠にありがとうございました。
また、取材にもお越し頂きました記者様、体験者様
ありがとうございました。
ープラナカンビーズ刺繍コンパクトミラー
ーとっても小さなプラナカンビーズシューズ
ープラナカンビーズ刺繍カードケース
ープラナカンビーズシューズ
ープラナカンビーズ刺繍クロスサンダル
ープラナカンビーズ刺繍キーチェーン
ーイニシャルキーチェーン
ープラナカンビーズ刺繍で作るパンプス
と大変幅広くご製作頂き、皆様の新しい作品の到来に
わくわくしておりました。
皆様のご希望のビーズやデザイン各種お答えできるよう
皆さんに愛されるプラナカンビーズ刺繍提供に励んでまいりたいと思います。
来月は続々新しい作品が登場します。
新たなプラナカンビーズ刺繍の世界を見ていただけたら嬉しいです。
それでは、皆様の刺繍経過を拝見できますことを楽しみにしております。
2016/07/14 Blog 中国刺繍+スマトラ刺繍xプラナカンビーズ刺繍
プラナカンビーズ刺繍は周辺国だけでなく、海外のあらゆる刺繍技法の影響を受けています。
シンガポールは昔から生産地としてではなく、
貿易の中継地ということだったことから
インド刺繍、中国刺繍、インドネシア刺繍、ヨーロッパ諸国の刺繍など
外国の完成された刺繍技法が取り込まれ、応用されてきました。
その中でもプラナカンビーズ刺繍と合わせてよく製作されてきたのが
中国の蘇州刺繍とインドネシアのスマトラ島にあるPelembang Work(ペレンバン刺繍)。
プラナカンビーズ刺繍とのコンビネーションとしても最適で
ヨーロッパ産の光り輝くグラスビーズと、昔の中国産の輝く最細の絹糸で合された刺繍の豪華さは目を見張るほどです。
作品内で蘇州刺繍が取り入れられていても、デザインはバティック基調だったり
ヨーロッパ刺繍で使われる図案であったり。
沢山の技法を使っても、一つの作品の中で綺麗にまとまっていることに
プラナカンらしさを感じます
実はこの2つの刺繍技法は昔から気になっていて
今後の作品で皆さんに取り入れてもらいたいと調査を続け、勉強中です。
このように失われた刺繍技法や歴史を知る人が少なくなっていますが
所属しているシンガポールプラナカン協会の名誉会長でもあり、
Katong Antique HouseのオーナーでもあるPeter Wee (ピーター・ウィー)さんは4代目のプラナカンのババです。
いろいろなコレクションのデザインを比較したり、
刺繍技法を細かく見てお話しをさせていただくと、あっという間に数時間が過ぎてしまいます。
いつも熱心に教えてくださるPeter会長、ありがたい限りです。
■現在開催中のシンガポールプラナカン博物館のプラナカンビーズ刺繍と刺繍の特別展示展。
通常の博物館にはないプラナカンビーズ刺繍、中国刺繍やPelembang Workが合わさったPeter会長所有のプラナカンビーズ刺繍も御覧いただけるようです。
2016/07/13 Topics メンテナンス期間のお知らせ
いつもPBS ATELIERのホームページをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
7/11(月)午後18時(日本時間)~7/15(金)の間にメンテナンスを行うことになりました。
admin@pbsatelier.com
この期間中に、上記のアドレスにお送りいただいたメールは
受信ができない可能性がございます。
お急ぎの方は恐れ入りますが、
お問合せフォームよりご連絡をいただきますようお願いいたします。
ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません。
どうぞ宜しくお願いいたします。
**更新**
7/13(水)21pm(日本時間)よりメンテナンスが完了し
皆様のメールのご返信をさせていただいております。
何度もメールを頂きました皆様、ご心配をおかけしまして申し訳ございませんでした。
2016/07/06 Blog 「再生産ビーズで作る波型プラナカンビーズシューズ」のご紹介
本日は、お問い合わせが増えている
「再生産ビーズで作る波型プラナカンビーズシューズ」のご紹介をさせていただければと思います。
プラナカンビーズ刺繍の楽しさや世界最小ビーズの美しさ
そして、こんなに楽しい刺繍があるんですよ
ということ知っていただけたらと思い
シンガポール建国50年の節目の2015年に、PBS ATELIERは誕生しました。
昔から世界の主要な貿易地点であったシンガポールに
100年以上も前にヨーロッパから持ち込まれた世界最小サイズのプラナカンビーズ。
このビーズを使い、プラナカンの女性が始めたのがプラナカンビーズ刺繍でした。
この種類のビーズの多くが数十年前から生産が止まっており、
市場流通もここ10年の間に見なくなりました。
シンガポールのプラナカン博物館で見る、ビーズ細工のアンティークコレクションに使われる本物のプラナカンビーズを使ったプラナカンビーズ刺繍をいただきたい、そう思いPBS ATELIERではビーズ種類にこだわりを持ちご提供させて頂いています。
生産がすでに停止しているプラナカンビーズは
昔のヨーロッパの職人たちが生み出した芸術品です。
そして、世界各地から収集した過去の遺産も、いずれ底をつく時が来ます。
今後も長きに渡って本来のプラナカンビーズとされるビーズをご提供できればと思い
数年の交渉を重ね、PBS ATELIER単独での再生産の発注を行っています。
そして、ついに今年の春に何十年ぶりに誕生したのが
写真の『オールドローズカラー』の極小ワンカットビーズ。
以前、高齢のプラナカンのニョニャ(女性)から
「この色がほしいのだけど、あなた持ってない?」と聞かれ、
手持ちもなく、なかなか入手ができなかった色でした。
素晴らしいプラナカンビーズ刺繍パネルのバラや小花に多く使われ
多くのニョニャを魅了してきました。
一つ一つのビーズを取りながら丁寧に進めるプラナカンビーズ刺繍だからこそ
このビーズの色が出すまろやかで優しい色合い、一方でカットビーズが放つシャープな輝きを十二分に実感できます。
このビーズを最大限生かせるデザインはどんなものが良いか
製作にじっくり時間をかけて完成したのが、写真のPBS ATELIERのオリジナルデザインです。
背景にはオールドローズカラーのワンカットビーズをふんだんに使用頂きます。
『プラナカンビーズ刺繍って大変そう』
『長く続けられるかわからない』
と踏みとどまっていらっしゃる方もいらっしゃると思います。
このデザインは、ゆっくりと自分のペースで楽しめるよう工夫をしています。
極小ビーズを使うことでしか描けない絵画のような精細なデザインを
プラナカンビーズ刺繍によって少しづつ形になっていくのが楽しめますので、その度に達成感を感じていただけるのではないかと思います。
すでに開始いただいている生徒様もいらっしゃいますが
今後のシンガポール教室、東京教室(9月25日(日)に若干空きがあります)でも受け付けております。
たくさんの方に愛用頂けたら、嬉しいです。
お気軽にお問い合わせください。
■プラナカンビーズシューズに仕立てるようデザイン展開を行っていますが、額装用としても対応いただけます。また、波型とはエッジの部分をフリルのような形にすることを言いますが、希望方にはストレートライン、または足の指を覆ったカバーシューズとしても対応できますので、希望の方は問い合わせの際にお申しつけください。
2016/07/02 Blog 日帰りインドネシア、マレーシア
2016年も半分が終わってしまいましたね。
昨日からもう7月。
あと6ヶ月間、皆様はどのように過ごされたいですか?
週末からそれぞれ日帰りでインドネシアとマレーシアに行ってました。
2国は共通する側面もありますが、当然ながら似ていない部分も多くあり
それぞれの国の特徴を身をもって感じました。
せわしなく忙しい、普段の生活。
もちろん日帰りでの2国間の行き来も過密でしたが
この2国に行くと、無意識に自分のしたいことを明確にしてくれるような気がします。
色々な理由に逃げることなく向き合おうと、
後押しをしてくれるそんな場所。
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