2016/04/29 Blog 【上級者様のオリジナル作品】きらびやかなシューズ
PBS ATELIERを立ち上げて、よかったなと思うことのひとつに、
プラナカンビーズ刺繍を取り組んでいる方とつながれることがあります。
写真のプラナカンビーズシューズも、大変ご熱心な方のオリジナル作品です。
(いちからすべて生徒様が手掛けられた作品です)
ご経験年数が長く、何足も作られています。
様々な種類のビーズの特徴を生かして作られているのは、
ビーズの発色やサイズ感の経験値があってこそ。
プラナカンビーズ刺繍に最適なビーズの事を熟知されていらっしゃる上級者様です。
こちらのシューズを製作された際に、
クロスさせた形を活かすため、流れるデザインを意識されたようです。
シューズになる形からイメージして絵の見せ方を考えるのはさすがです。
この形のシューズは昔から見られるパターンのひとつですが、
実際はとても履きやすく、もう一足作りたいと思っていらっしゃるようです。
東京教室でも手がけた作品を色々見せてくださいましたので、
ご参加された皆様も見覚えのある方も多いのではと思います。
あの素敵な作品が靴に!と思われた方、こんな素敵なシューズに仕立てられました。
時に日本で、シンガポールでと箇所箇所で製作過程を拝見させて頂きましたので、
刺繍のとき、刺繍が完成されたとき、仕立てが完了したときなど、
その時々の思い出や交わした会話なども鮮明に思い出されます。
ブログ掲載に写真をお願いしましたら、
素敵なこちらの写真をわざわざご主人様が撮影してくださいましたようで、
快くお引き受けいただきましてありがとうございました。
また、お目にかかれる日を楽しみにしております。
2016/04/28 Blog 【東京教室】4月24日開催 ありがとうございました
先日の4/24(日)に開催させていただきましたプラナカンビーズ刺繍@東京教室に
ご参加いただきました皆様。
台場までご足労いただき、参加いただきまして誠にありがとうございました。
初めての皆様やご経験者様、お顔なじみのリピーターの生徒様と
多くの方にお目にかかれ、プラナカンビーズ刺繍のひとときを過ごさせていただき
心より感謝申し上げます。
皆様、一つ一つの小さなビーズを丁寧に大切に刺していただきました。
これからどのような表情が見れるでしょうか。
私は生徒様が作られるプラナカンビーズ刺繍を見るのがとても好きです。
同じ作品でも作り手によって表情がまったく違うからです。
そして、オリジナルで好きなデザインで進める生徒様の完成作品を見せて頂くとき、
新しい世界感を見せてくれます。
大昔に生産されたビーズが生き生きとよみがえったような、
生徒様の手によって息を吹き込められたような感じがします。
そのような事を感じるときに、
国立奈良博物館にある国宝の「刺繍釈迦如来説法図」の事をよく考えます。
「刺繍釈迦如来説法図」は国宝に指定されている8世紀に作られた”繍仏”です。
”繍仏”とは仏像を刺繍によって表現してきた技法で(もともとはインドが起源)
作り手の思いや感情、祈りなどが込められるため、
刺繍で作られた仏の表情に現れるとされています。
1000年以上の昔から、刺繍をすることは念仏を唱えることに似ているとされてきましたので
精神の落ち着きを取り戻したり、自分を見つめなおすのに理にかなった作業と言えそうです。
先日も、生徒様が写真で見せてくださったプラナカンビーズ刺繍を見て
こだわられながらお選びになったビーズが、こんな素敵な表情になったんだ、と
とても感激しました。
PBS ATELIERで提供するビーズは、生産ができず、原料もこの世に存在しません。
だからこそ、ビーズ一つ一つに皆さまの思いを向けて作って頂きたいと思っています。
皆様の刺繍経過、完成写真を拝見しますのを楽しみにしています。
■写真の盆栽は都内にある日本庭園の樹齢520年のヒノキで
徳川家康の家臣であった大久保彦左衛門が集めていた盆栽のひとつだそうです。
江戸の大火、関東大震災、戦争を経てもなお力強く生き続ける姿は美しい。
2016/04/22 Blog 日本へ
熊本県を中心とする地震により被災された皆さまには心からお見舞い申し上げます。
今夜から日本へ。
仕立てのご依頼をいただいていたプラナカンビーズシューズや
自分のシューズも無事仕上がりました。
大切に持ってまいります。
2016/04/21 Blog 【教育プログラム】Victoria Junior Collageさん
シンガポールのVictoria Junior Collageさん(日本の高等学校に相当)のキャンパスにて
伝統工芸に関する教育プログラムを提供させていただきました。
プラナカンビーズ刺繍の歴史背景の学習や体験ワークを通して
次世代のシンガポールの伝統文化・工芸の理解を深めていく、という趣旨です。
今回はエキシビジョン形式で、プラナカンビーズ刺繍以外にも
シンガポールの伝統文化・工芸で活躍する先生・職人さんたちも参画するものでした。
・京劇のお面作り職人
・中国書道師範
・中国陶器職人
・チョムサム(チャイナドレス)職人
・バティック(ろうけつ染め)職人
高校生で構成されたコミッティーメンバーは、事前学習や構内生徒さんへの呼びかけを行い
ポスター作りなどがんばっていただきました。
(この雰囲気が既に学園祭な感じで、おばさんとなった私にはわくわく~でした)
プログラム参加者は高校生の生徒だけでなく、教職員や教育従事者も対象です。
こちらの学校は自分で受けたい授業のカリキュラムを構成できるので
授業後の空いた時間にブースに回り、自分の興味もあるセッションを聞いたり、体験したりできます。
生徒さんたちが体験した後は、次の授業で周りの生徒さんに体験内容をシェアしてくれるので
アメーバー状に情報が伝わり、興味のある生徒さんたちがブースに続々集まってきます。
日本人が行っている、という珍しさもあったのか
プラナカンビーズ刺繍体験にも多くの希望者が集まり、
女子のみならず、男子にも積極的に刺繍体験に参加いただきました。
Victoria Junior Collageさんは学業以外にも
文化活動や部活動、国際的なコンテスト参加にも力を入れられ
昔から日本の高等学校や大学との交換研修も多くあるそうです。
そういった活動に関しての学校側の積極的な姿勢も、
生徒さんの関心の高さに繋がっていたのかもしれません。
こちらの教育プログラムのことは、何回かに分けて掲載させていただきたいと思います。
2016/04/18 Blog 【週末の教室】4月
昨日は4月のプラナカンビーズ刺繍@シンガポール教室でした。
ご参加いただきました多くの皆様、お立ち寄りいただいた皆様
いつもお見かけする皆様方、完成した素晴らしい刺繍をお持ちいただいた方
誠にありがとうございました。
ーとっても小さなプラナカンビーズシューズ
ープラナカンビーズ刺繍ペンダント
ーオリジナル作品の時計用刺繍
と幅広く、皆様に大変丁寧に製作いただきました。
職人級のご経験者様からは
様々な作品をお持ちいただき、皆様にも見せてくださりとても参考になりました。
いつもありがとうございます。
そして、今回は想像力を膨らませて、お好きなビーズをご自由に選んで
製作いただく初心者の方もいました。
意外な配色や組み合わせに、完成が楽しみです。
今後はこのようなフリースタイルのような感じで
赴くままに製作いただくアイテムも楽しそうだなぁと感じました。
改めまして、
月に一度しかないにも関わらず
前々からご予定を空けて、貴重な日曜日にお越しいただき
楽しいプラナカンビーズ刺繍タイムを共に過ごさせていただくことに感謝しかありません。
本当にありがとうございます。
皆様の刺繍経過や完成作品を拝見させていただきますのを楽しみにしております。
今週は日本教室のため日本に参ります。
日本の生徒の皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。
※来月、数年のやり取りを経て再生産を試みた素敵なヨーロッパ産グラスビーズ(15号ワンカットビーズ)が届きます。
古の時代を経て生み出された15号ワンカットグラスビーズ。
5月のシンガポール教室でご用意させて頂きます。
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