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2016/03/15 Blog 【生徒様の作品】プラナカンビーズシューズ (伝統図案)

今回はプラナカンビーズシューズのキットをお送りさせていただき

海外でご製作をいただいている方の作品をご紹介いたします。

 

シンガポール、日本、そして

遠く離れた地に住んでいらっしゃる日本人の方、

外国人の方とやり取りができるのを不思議に思うと同時に、

プラナカンビーズ刺繍で繋ぐご縁に嬉しさでいっぱいになります。

 

プラナカンビーズ刺繍のセットを用意し、配送をするたびに

『この方だけの世界でひとつだけのプラナカンビーズ刺繍。いってらっしゃい』と

ビーズたちを送り出すような、なんとも言えない感慨深い気持ちになります。

 

こちらの作品に取り組んで頂いている方も海外に住んでいらっしゃり、

説明書だけで様々な作品に取り組んでいらっしゃっています。

 

初心者様とは思えないほどの速さ、丁寧さで、

プラナカンローズが綺麗に浮かび上がった写真を頂いた時は

「美しい・・・」と何度も見返してしまいました。

 

ローズの中央にご利用いただいたのは、

イタリア産アンティークビーズのターコイズカラー。

 

シンガポールプラナカン博物館に展示してある大きな刺繍のテーブルクロス。

皆様、ご覧になったことはありますでしょうか?

 

あの刺繍の中で多く利用されているビーズと

同じ年代、同じ製造会社のビーズです。

グラス原料がもう入手できず、製造することはできない希少なビーズ。

 

時代を超えて、現代の皆様の刺繍の中で生き続けていくことに

運命やご縁を感じますし、何よりビーズの個性を生かして作る

美しいプラナカンビーズ刺繍を実感していただきたいと思います。

 

こちらの図案は人気があり、伝統図案として1950年代くらいから利用されてきています。

長年多くの方が製作されていますが、配色を若干変えたり、

ビーズの種類をこだわったりして、世界でひとつだけのシューズになるようにしています。

 

また、経過を拝見させていただきますのを楽しみにしております。

 

■掲載許可を頂いた生徒様の作品をご案内しております。

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