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2016/02/27 Blog 【生徒様の作品】とっても小さなプラナカンビーズシューズ

今月もたくさんの生徒様の作品が完成しました。

 

皆様とっても丁寧な刺繍で仕上げられ

それぞれが違う表情を見せてくれています。

 

ひとつとして同じものがない小さなプラナカンビーズシューズを

このように並べさせて頂くことができました。

 

写真で見ても、本物で見ても、とっても可愛い靴です。

 

靴の仕立てに入る前に、完成した刺繍部分を見せていただくと

デザインの一部を変えていらっしゃったり、

ビーズの色を変えられてみたりと

皆様の感性で世界で一つだけのプラナカンビーズ刺繍のデザインになっていることがあります。

 

どんな刺繍になっているのだろうと楽しみにして受け取らせていただくのですが

意外な表情になっていて、素敵な配色や文様との組み合わせに新しい発見を頂くことがあります。

 

掲載することで、今後製作される方の創作意欲に繋がれば、と

温かいお言葉を頂戴しまして、誠にありがとうございました。

 

改めまして、レッスンのご参加、キットご購入等を頂き

ありがとうございました。

 

『とっても小さなプラナカンビーズシューズ』はこちらよりお申し込みいただけます。

 

■掲載許可を頂いた生徒様の作品をご案内しております。

 

2016/02/25 Blog 本当の世界最小ビーズ ーコンテリエー

プラナカンビーズ刺繍をしていると、小さなビーズや極細針を扱っているからか、

肉眼、または皮膚感覚でも微々たるサイズの違いに気付きやすくなります。

 

まるで職人のような世界なのですが

プラナカンビーズ刺繍の経験がある方も同じではないかと思います。

 

今日は、そんな小さな世界について。

 

最小、極小、特小などという記載で、世界で一番小さいビーズを表現していますが、

その定義について改めてご説明したいと思います。

 

まずは、世界最小ビーズってどのくらいのサイズ? という素朴な疑問があるかと思います。

私の教室や作品ではプラナカンビーズ刺繍が最も繁栄した100年前と同じサイズで、

0.8mm - 1mmサイズのビーズをご提供させて頂いています。

 

これらは大変入手が難しいビーズで、市場にもなかなか流通しないものなのですが

プラナカンビーズ刺繍を一番美しく見せてくれるものだと思い

利用ビーズにこだわっています。

 

これは本当に世界最小サイズか?と言うと、少し異なるかもしれません。

 

厳密にいうと「現代に残る世界極細の針と糸を用いて通すことのできる世界最小ビーズ」

ということになります。

 

それでは、使うことができないけど、世界最小のビーズの大きさはといえば

糸通し穴でない部分が約0.3mmほどの大きさになり、

1mmの中にビーズが3つ並ぶ 驚くほど薄平たい小さなビーズです。

写真がそのビーズになります。

 

初期のプラナカンビーズ刺繍にも利用されてきました。

 

サイズは18/0~22/0の間で 『コンテリエ(伊)』と呼ばれます。

 

この本物の世界最小ビーズは

ヨーロッパのある島の一部のエリアで生産されていました。

 

世界一美しいグラスやグラスビーズを作るという、17世紀初頭の国家戦略で

グラス職人に多くの特権を与える特別法が制定。

島へ移住させ、技術を漏らしてはならないという契約の元、

閉鎖的な環境で生産されてきたといいます。

 

では、なぜ国家戦略でグラスビーズを作る必要があったのでしょうか。

 

昔は換算レートが世界共通ではなく各国の通貨の信用性も低かったため

国家限定の物品や特産物を生産して交易品として同価値の諸外国の物品等と引き換える必要がありました。

 

いわば、お金を発行する金融庁の場所がこの島だったわけですから

お金を作る技術も職人も 外部へ漏れてしまっては政府の大問題。

厳しい法律の元で管理をされていたようです。

 

そして、グラス職人から渡された 世界最小のビーズは

別の街へ送られ 糸通しを手作業で行うことになります。

 

この作業のほとんどが家庭の主婦であったそうです。

子育ての傍らグラスビーズの糸通しの内職を

友人らと楽しそうに歌を歌いながら作っていたとか。

その歌詞を見せていただくと、大変な仕事でも、

美しいものを楽しみながら扱っていたことが伝わってきました。

 

今年は、皆様にアンティークのコンテリエを利用していただく作品を

考えていきたいと思います。

 

プラナカンビーズ刺繍のご経験者様でも、驚くほどのサイズ感です。

 

このグラスビーズから放つ色、光、サイズ感に

しばしうっとりしてしまうでしょう。

(サンプルを入手した自分も長々と見込んでしまいました・・)

 

コンテリエを扱う極限の世界に挑戦すると同時に

息を呑むほどの美しさを感じながら、楽しんでいただきたいと思っています。

 

2016/02/23 Blog 好きなものを作る事は心への栄養

『作りたい』と思うものを無心になって作っているとき

心が満たされることがあります。

 

作る経過の中で、「もっとこうしたい」、「ここは直そう」と

軌道修正を入れながら、少しづつ思い描く形に近づけるプロセスの楽しさ。

そして、想像通りの作品に出来上がった時の満足感。

そういう充実感をプラナカンビーズ刺繍で感じていただきたいと思います。

 

時間を空けて客観的に見てみたり

ある程度進めてから、色を変えてみたり

その時々の気持ちや感じ方で、

皆様らしい世界で一つだけの作品に仕上がります。

 

時には既存のものにとらわれず、

自分の思うままの感情で、好きなように

プラナカンビーズ刺繍をしてみてください。

 

■写真は『とっても小さなプラナカンビーズシューズ』

ミルクティー色の革靴で、春に向けた、

軽やかなプラナカンビーズシューズに仕上がりました。

 

2016/02/17 Blog 【生徒様の作品】桜の額装

「桜」の額装を完成させられた生徒様の作品です。

 

完成された作品を写真で見せていただいた時に、

大変美しい刺繍に長い時間見にいってしまいました。

 

数種類のピンク色ビーズで桜を表現していますが

一部ビーズは生徒様のご要望で、お好きな色を選んでいただき、

ご選択された100年前に流通したアンティークビーズはほんのり淡いピンク。

 

どんな表情を見せてくれるのか楽しみでしたが

しっくりなじんでいて、より美しく、

可憐ながらも強く表現された和のプラナカンビーズ刺繍になったと思います。

 

ビーズの色が1つ変わるだけでも、表情や印象が変わるのが

プラナカンビーズ刺繍の醍醐味。

 

一つ一つのビーズ色に意識を向けるのは大事と

改めて思わせてくれる作品でした。

 

レッスン参加、キット製作と誠にありがとうございました。

 

『プラナカンビーズ刺繍額装用』はこちらよりお申し込みいただけます。

 

■掲載許可を頂いた生徒様の作品をご案内しております。

 

2016/02/15 Blog 【プラナカンビーズシューズ】イングランドローズ&幾何学

ようやく片方が完成しました。

 

今、自分が作っているプラナカンビーズ刺繍の中で

とても好きなデザインです。

 

図案はローズを見ながら、絵で立ち上げた後に

図案化しました。

 

使用ビーズはアンティークビーズを世界中から入手し始めた当初に

収集したビーズたち。

 

角のないフランス産のアンティークビーズや

昔のイタリア産の角ばったビーズ

 

それぞれが個性的なビーズでありながらも

サイズがたまたま同じでしたので、

刺繍グラデーションの中でなじんでくれています。

 

作っていて、楽しいと思わせてくれる

「オレンジ」と「青」という組み合わせも飽きがきません。

 

こちらは久しぶりにプラナカンっぽい色調なので

典型的な『ザ・プラナカンビーズシューズー復刻版ー』に仕立てる予定です。

 

ヒール部分も昔ながらのヒールにするため、自分で製作しています。

 

どんなシューズになるでしょうか。

 

完成しましたら、更新させていただきます。

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